たわごとだらけ

内緒話をします🤫

ビターエンド

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園田智代子さんのP-SSRが久しぶりに実装された。

 

今回のコミュは、ケガにより舞台に出られなくなってしまった役者の代わりに、「森の少女」の役を引き継ぐという話だった。

 

そもそも園田智代子さんは、アイドルになれなかった友達(あすみちゃん)の夢を叶えるためにアイドルになり、これまでのコミュでは当時のオーディションやあすみちゃんについて何度も語られてきた。そんな彼女が今までとは違った形で「継承」という問題に取り組むこととなった。

 

今回のカードで一番良かった点は、あすみちゃんのことを想起させつつ、それに一度も触れられていないことだと思った。個人的にオーディション関係のコミュは好きだが、本編で触れられていたら「またこのネタかよ」ってなっていたと思う。そもそも「智(友)の代わりの子」と名付けられた時点で、このネタはゲーム内で一生付き纏うものだと思うが、異なる角度で「代わり」に向き合う姿勢が観測できて嬉しかった。

 

 

 

そんなカードだが、TrueEndの終わり方がなんとなく腑に落ちなかった。智代子は森の少女役を引き継いだわけだが、続編の舞台にも出演してくれるように頼まれ、プロデューサーとともに喜ぶ、という終わり方だ。実は二つ目のコミュで、今回の舞台の森の少女は、第一弾は前任者、第二弾が代役の智代子、そして第三弾は復帰した前任者に戻る予定だということが明かされる。第三弾のキャスト欄に自分の名前がないことに対して智代子は、「回復されて、復帰なさるんですから、とっても喜ばしいことだと思います!」と答える。ところが智代子の演じる森の少女は好評で、続編にも出演することとなった。この「続編」という言葉が、第三弾の舞台のことを指すのか、それ以降のものを指すのかわからないが、もし前者だとすれば、智代子は前任者から役を奪ったことになる。それなのに二人で喜んでいることに、違和感を覚えた。

 

ただ、「続編について智代子に頼みたい仕事がある」としか書いていないため、第三弾で森の少女は前任者に戻り、智代子はチョイ役で出演するという可能性もあるし、ハッピーエンドとして成立させるなら、智代子が役を奪ったという解釈は間違っていると思います。

 

でも、今回のカード名が【砂糖づけ・ビターエンド】であるため、ビターエンドとして捉えるなら役を奪う方が自然な気もする。

 

個人的には、他人の役を奪ってでも、貪欲に売れようとする女の方が好きです。